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ヨーロッパで学ぶ最先端の歯科医療~イタリア・スペインでの研修報告~

皆様こんにちは、院長の永井です。

先月イタリアはベネチア近郊の学術都市パドバと、スペインはバルセロナにあるカタルーニャ大学に行って来ましたので報告します。

パドバで訪れたのは補綴歯科のスペシャリストであるジャン・ルカの研修室です。講義と実習を受けました。

内容は被せ物の歯の削り方、vertical preparationについてです。この削り方を使うと、被せ物を装着後に歯肉が痩せて歯が長くなる現象が減ります。そのほかにも難症例に対して諸々のメリットを持っています。この歯の削り方はまだ日本ではまだ普及していない削り方です。ジャン・ルカはこの新しい削り方の10年経過症例をたくさん持っていて、世界でも希少な指導者として活躍しています。

 

 

ジャン・ルカにはパドバやその隣町を案内してもらいました。パドバはベネチアから北西に車で30分ほどの場所、尼崎で言えば西神戸くらいの位置にあります。パドバ大学の歴史はとても古く、ガリレオガリレイが天体観測をしていた大学としても有名です。望遠鏡を使っていた場所が今も残されています。

またパドバ大学の解剖学教室は世界で最も古いそうです。長い螺旋階段上観覧席を持つ教室の下のフロアに解剖体をおいて、閲覧席から生徒が解剖を学べる構造になっています。実際に内部を見ることが出来ませんでしたが、資料を閲覧することができました。

次にバルセロナに移動し、カタルーニャ大学に行ってきました。ホセ・ナート教授に会うためです。

ホセ教授は歯科インプラントと歯周病治療を専門にしています。多数の症例を見せてもらいインプラントと歯周組織の最近のトレンドを教えて頂きました。カタルーニャ大学の医学部歯学部はバルセロ中心部の北部にあります。尼崎からいえば、ちょうど川西くらいの場所にあります。教育環境は新しくきれいで非常に充実しています。生徒も先生も、明るく積極的で、ほんとに明るく楽しんで学んでいる様子が伺えました。

研修にでかけると、診療に役立つたくさんのヒントが得られます。今後も機会を作って良い情報を仕入れて進化したいと思うのでした。

私は現在お酒を全く飲まない生活を送っています。バルセロナはお肉も海鮮もビールもワインもとても美味しい場所でした。旅の間食事とお酒を楽しんだ結果、体重が増えてしまったのはここだけの話です。

お口の中がボロボロ・ガタガタで、お困りの方であるとか、いくらやってもなかなか噛めない方、いわゆる難症例でお困りの方。

私で良ければお手伝いさせていただきます。
兵庫県尼崎市にあります永井歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

Das Beste, oder nichts 「最善か無か」
治療について詳しくご覧になりたい方は、永井歯科HPをご覧ください。

永井歯科・矯正歯科 院長 永井康照

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