尼崎市・西宮市・宝塚市で
インプラント治療をお考えの方に
永井歯科・矯正歯科のインプラント治療の特徴
当院のインプラントは単にインプラントを入れることではありません。
末永くしっかりとお使いいただくための手段の一つとして、
インプラント治療を扱っております。
治療を行う、行わないにかかわらず、お口全体を見て、将来を見据えた提案をお伝えするよう心がけております。
このページは、18年で2,000本以上のインプラント治療実績を持つ院長・歯科医師の永井康照が監修しています。
TOPICS
本当に困っているあなたに知ってほしい
30本以上の野立て看板設置
当院の地域では有名ですが、永井歯科・矯正歯科では近隣に実に30本以上の野立て看板を設置しています。
歯並びをはじめ、お口についての悩みを持っているすべての方に、まずは当院を知ってもらいたい想いで看板を立てつづけてきました。
インプラント治療とは
失われた歯を補う方法の一つです。歯が失われた箇所の骨に人工歯根であるチタンインプラントを埋め込み、アバットメントというパーツを介してクラウンを装着します。
部分入れ歯やブリッジは隣接する歯に負担をかけるため、ご自身の歯にダメージを与えることがありますが、インプラントは隣接する歯に負担を担わせることは一切ありません。
近年のインプラント治療が確立するまで、本当の意味で失われた歯だけを補う人工物はなかったため、インプラントは第二の永久歯とも呼ばれています。
インプラント治療と他の治療方法の種類・比較
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インプラント |
一般的な入れ歯 |
ブリッジ |
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![インプラント](https://nagaidc.net/wp-content/themes/nagai_ws/images/implant_table_img01.png) |
![一般的な入れ歯](https://nagaidc.net/wp-content/themes/nagai_ws/images/implant_table_img02.png) |
![ブリッジ](https://nagaidc.net/wp-content/themes/nagai_ws/images/implant_table_img03.png) |
説明 |
歯が抜けた場所にインプラント体というチタン製の金属を埋め込み、その上に歯冠をかぶせる治療 |
失った歯の周囲の歯に金属の留め金を付けて、取り外し可能な人工の歯を留める治療 |
両隣の天然歯(もしくはインプラント)と抜けた歯の部分を橋のように連結する治療 |
硬い ものが 噛める |
◎ |
△ |
◎ |
違和感が ない |
◎ |
△ |
◯ |
見た目 |
◎ |
△ |
◯ |
特徴 |
顎の骨に固定されているので自分の歯と同じように食べることができる 残った歯に負担をかけない・残った歯を守る |
歯をあまり削らずにすむ 食べ物が詰まりやすく、虫歯や口臭の原因になりやすい 残った歯に負担がかかる |
固定式のため違和感があまりない 残った歯に負担がかからない |
安心安全なインプラント治療への取り組み
科学的根拠に基づいたインプラント治療
高度な専門知識が問われるインプラント治療は日進月歩です。科学的根拠に基づいた治療を行うために知識や技術の習得、アップデートは欠かせません。
科学的根拠とはインプラント学会の出すガイドラインが基準になります。毎年インプラントの学会に出席し、発表・情報収集を行っています。当院の院長は米国に本部を置くインプラント学会であるICOIの認定医指導医を取得しています。
常に安全で確かなインプラント治療をお届けいたします。
CTコンピュータートモグラフィー
当院ではCTを完備し、安全なインプラント治療のために必ずCT撮影を行います。
通常のレントゲン撮影は生体を2次元に置き換えて観察します。しかしCTでは断層データから3次元でレントゲンの観察をすることができます。
実際にインプラント治療を行う上では、インプラントができる骨の厚みや高さの有無を調べ、隣接する鼻や副鼻腔の状況、骨内の神経や血管の走行や位置関係を把握したうえで治療計画を立てています。
とくに高度な安全性と確実性が求められるインプラント治療では、必ず事前に CTコンピュータートモグラフィー撮影を行い審査することが重要です。
またインプラントを検討している方に対しては、CT撮影することで、その場で大まかな見立てをお伝えすることも可能です。
安心できるCT
当院のCTは一般的なヘリカル方式とは異なり、コンビーム方式のCTを採用しています。
コンビームCTではレントゲン照射がパルス波なので一般的なCTに比べてレントゲン被ばく量を大幅に削減しています。さらに直径8~16㎝、高さ8㎝のお口のごく小さな範囲だけを撮影しています。
コンピューターを使用した、精度が高く安全なインプラント治療
治療前にコンピューターを使い、インプラントを入れる位置と方向、深さ、インプラントの種類、太さや長さをシミュレーションし、決定します。
決定したデータどおりの位置にインプラントを安全に入れるためのガイドを製作し、治療を行います。
従来法に比べて歯肉を切って開ける量が少なく、術後の疼痛や違和感が飛躍的に軽減されています。
大病院レベルの高度な衛生管理・滅菌設備で治療も安心
オペ室
インプラント治療は器具の衛生管理だけでなく、空気浄化システムや緊急時に備え、酸素配管を備えた手術室での施術をしています。
信頼できるインプラントの使用
インプラント治療は生体に人工物を入れて長期間使用する治療がゆえに、信頼できるインプラントメーカーの材料を使用しています。
豊富な在庫管理
常に70本以上の新しいインプラントを用意。安全な手術のためにコストを惜しみません。
インプラント手術に際して、事前のシミュレーションで決定したサイズのインプラントを購入します。
購入したインプラントは唾液やプラークに汚染されることなく骨の中に入れることが重要です。しかし狭い口の中で行う手術において、インプラントが唾液に触れたり、唾液中に落下することが起こらないとも限りません。
そのような場合、必ず新しいインプラントに取り換える必要があります。また骨が柔らかくインプラントを骨内に固定できない場合、太いインプラントにサイズ変更する必要も生じます。当院では手術中に起こり得るあらゆる状況に対応できるよう、常時70本以上のインプラント在庫を用意しています。
高度な滅菌衛生管理
インプラント治療では特に高度な衛生管理が求められます。
当院では、医療用空気浄化器、器具熱水洗浄機、世界一厳格なEU基準の高圧蒸気滅菌器3台、ガス滅菌器を使用し、安全な治療を行っています。
1本欠損症例から多数歯の複雑なインプラントなど、
他院で「インプラントができないと
断られた方」にも対応
当院では、一本だけ歯が失われたケースから多数歯欠損まであらゆるインプラント症例に対応しています。
実は当院でインプラント治療を受ける方の半数近くは「インプラントはできない」とインプラントを諦めていた方々です。
骨が細いから、骨がなくなっているから、大学病院でないとできないから、通っている医院ではインプラントをしていないから、など様々な理由を聞いて断念していた方々です。
とくに複数の歯が失われているケースでは、失われたところに単にインプラントを入れるという発想では、噛み合わせのバランスが崩れ、重大なトラブルにつながります。
せっかくの高価な治療だからこそ、確かな治療を受けたいものです。
当院では失われた部分だけでなく歯列全体のバランス、噛み合わせを考え、トータルで長持ちするインプラント治療を実践しています。
「抜歯即時埋入」でインプラント治療の期間を短縮できる!
抜歯と同時にインプラントを行う方法です。
歯を抜いたところが治る期間と、インプラントを入れて骨とくっつくまでの期間とをまとめてしまうことで時間短縮となり、体への負担も大幅に軽減できます。
術者としてはインプラントを所定の位置に入れて固定をとるのが難しく慣れが必要ですが、当院では多くのケースにこの方法を行っています。
従来のインプラント治療では、抜歯から治癒を待ち(3カ月から半年)インプラント手術後インプラントが骨と結合するのに2~3か月を待ち、2次手術をしていたため、1年以上の時間がかかることも稀ではありませんでした。
手術回数も時間もかかるインプラント治療の負担を、手術回数は1回を時間は3~4か月までと大幅に減らせるのが「抜歯即時インプラント」です。
骨の高さが足りない時の「上顎洞底挙上術」(サイナスリフト)
上顎奥歯のインプラントで副鼻腔である上顎洞が大きく、顎の骨が薄い場合通法ではインプラント治療はできません。
しかし上顎洞内に骨を作る上顎洞底挙上術(サイナスリフト)を行うことでインプラントを入れることが可能になります。
長期で行う小規模なサイナスリフト「ソケットリフト」
小規模な上顎洞底挙上術(サイナスリフト)です。
上顎洞底挙上術(サイナスリフト)では上顎洞の側方からアプローチし、骨材料を入れるラテラルウインドウオープンで行いますが、ソケットリフトでは歯槽頂側クレスタルのインプラントを入れる穴からアプローチするため、手術侵襲が少ない利点があります。
穴が小さいので、広範な上顎洞底挙上術が必要なケースには不向きです。
「GBR(ガイデッドボーンリジェネレーション)」インプラント埋め込みのための骨再生手術
骨幅が細い、または高さが足りなくてインプラントができない方には GBRという骨を作る治療を施し、インプラント治療を行います。
GBRでは骨補塡材を足場として設置しその上に遮断膜(バリアメンブレン)を覆って骨ができるのを待ちます。
骨を作るスペースを歯肉に奪わないようにする目的と、口腔内細菌から遮断するバリアの目的で遮断膜(バリアメンブレン)を設置しています。
メンブレンには吸収性と非吸収性があり、期間や術式によって種類を選択します。
「ワイドショートインプラント」短くて太い新たなインプラント治療法
ワイドショートインプラントは太くて短いインプラントです。
従来インプラントは直径4.0㎜、骨内長10㎜以上のインプラントが標準でした。そこから長さ8㎜以下のショートインプラントが普及するようになりました。
短いインプラントの直径を太くすることで表面積を補ったものがワイドショートインプラントです。
短く、低侵襲で太いがゆえに骨が下がりにくい特徴もあり、注目されるようになりました。
当院では直径5㎜以上、長さ7㎜以下のワイドショートインプラントを症例によって積極的に使用しています。
インプラントで35年以上の歴史と豊富な臨床実績の「バイコンインプラント」を採用
近年、歯科用インプラントは太くて短いワイドショートインプラントに特に注目が集まっています。
実はバイコン社は太くて短いインプラントのパイオニアです。太くて短いインプラントを世に送り出したのが1985年ですので、短いインプラントで35年以上の歴史と豊富な臨床実績を誇ります。
バイコン社のインプラントは非常にユニークです。
現在主流の 2 ピースインプラントは必ずねじ(スクリュー)を使いますが、バイコン社のインプラントはスクリューを一切使いません。
インプラントのトラブルはスクリューがあるからこそ生じているという発想のもとロッキングテーパーという独自の嵌合方式を採用しています。
バイコンインプラントが必ずしも万能だとは思いませんが、スクリューがあるからトラブルがあるという発想は様々な点で真実であると思います。
当院では症例によってバイコンインプラントを選択しています。特にFO4はバイコン独自のオールオン4であり、お手入れが非常に簡単なテレスコープインプラントです。
手術体制
安全性と再現性を追求するインプラントチーム
当院のインプラント手術は執刀医を含め最低4名体制(第一助手、第二助手、外回り助手)でオペを行います。
睡眠麻酔の際は歯科麻酔医を加えて5名の体制、歯科技工士を含めると6名体制であなたのオペを行います。
オペの準備からクリニカルパスに則り行います。
3週間前の執刀医のコンピューターシミュレーション、2週間前にチーム全員での打合せ、また治療後に振り返りを行い、安全性と再現性を高めています。
迅速なインプラント手術と快適な通院治療
- 1本の埋入時間:10分~20分
- 2~3本の埋入時間:30分~60分
- 8本の埋入時間:約2時間
GBRや難症例も約2時間の治療時間を目安に行います。
手術時間の他に
●術前清掃、写真撮影、レントゲン撮影 説明に1時間
●仮歯の製作は1歯で30分、12歯で2時間程度の時間
がかかります。
インプラント手術は入院の必要はありません。すべて外来通院の範囲で治療を行っています。
痛くない!「無痛睡眠手術」で安心・快適な麻酔方法でのインプラント治療
手術中の不安や緊張を大幅に軽減します。
通常の局所麻酔で痛みを伴うことなく無痛でのインプラント治療は可能です。
しかし、少し不安に思われる方や緊張の多い方、1時間を超える手術の方には、歯科麻酔医が静脈内鎮静という点滴の麻酔を行います。
うたた寝の間に手術を行うことが可能です。恐怖心を抱かず眠って起きたら手術が終わっているので、多くの方がこの方法を選択しています。
●自由診療:10万円
歯科麻酔医の紹介
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稲村吉高
- 大阪歯科大学 卒業
- 大阪歯科大学 大学院 歯科麻酔科 卒業
- 日本歯科麻酔学会 専門医
-
大郷絵里奈
- 福岡歯科大学 卒業
- 大阪歯科大学 大学院 歯科麻酔科 卒業
- 日本歯科麻酔学会 専門医
院内技工士と連携し、1秒でも早く患者様に噛める喜びを
デジタル技術を駆使し、
きめ細やかに対応
当院には、院内技工士が3名在籍しています。
高度な機器を取り入れたデジタル技工所を併設することで、難症例にも柔軟に対応しております。
高度な歯科技工が求められるインプラント治療では、歯の色や形、噛み合わせ、歯列全体のバランスなど歯科技工士が随所で活躍しています。
オールオンフォー治療では手術した即日に仮歯が入ります。
すべての歯がない場合、最低4本のインプラントを入れることで上顎(アゴ)または下顎にブリッジを入れる方法をオールオンフォーと呼びます。
従来の考え方では片顎に10数本のインプラントを使ってブリッジを作っており、体への負担が大きいだけでなく、経済的な負担も大きくなっていました。
しかしオールオンフォーでは、わずか4本のインプラントを入れるだけで、骨のある場所を選んでインプラントを入れるため、大きな骨造成の必要もありません。
体への負担も経済的な負担も大幅に軽減されるインプラント治療といえるでしょう。
※ケースによっては6本のインプラントを使用します
※骨質によっては手術当日に仮歯を装着できず、入れ歯を使用していただくことがあります
信頼性・耐久性・審美性を追求した強化セラミックを採用
当院では基本的に、被せ物の中で一番耐久性が高い、最高品質の「強化セラミック(ジルコニア)」を採用しています。
レジン(プラスチック)の被せ物は安価な一方、黄ばみやすく割れやすい上に、すり減りのリスクが高くあります。強化セラミックと比べると、汚れが付きやすく、歯が割れたりするため、結果としてインプラント周囲炎のリスクが増大する可能性があります。
強化セラミックはレジン(プラスチック)よりもコストは高めですが、長期的に見れば耐久性と見た目の美しさが持続するので、最も優れた選択と言えます。
オールオンフォー治療のメリット・デメリット
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- オールオンフォーのメリット
- 手術当日に仮歯で噛めるようになる
- 本数が少ないので体への負担が軽い
- 従来のインプラントに比べて費用が少ない
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- オールオンフォーのデメリット
- 手術が必要
- 骨が少ない方には適応できない
- 入れ歯でお口のボリューム出したい方には不向き
手術から5回で完成!オールオンフォー治療の診査診断からメンテナンスまでの流れ
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診査診断と準備
患者様には検査から治療計画の決定まで、原則3~4回ほどご来院いただきます
まずはトリートメントコーディネーターがしっかりお話を伺います
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手術と1つ目の仮歯(ブリッジ)の装着
オールオンフォーでは手術した即日に仮歯が入ります
1つ目の仮歯で約3か月生活し、インプラントが骨に結合するのを待ちます
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2つ目の仮歯(ブリッジ)の製作と装着
見え方、噛み合わせ、清掃性、発音を細かくチェックします
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セラミック(ブリッジ)の製作と装着
03で仕上げた仮歯の情報をスキャナーで読み込み、セラミックのブリッジに置き換えていきます
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メンテナンス(定期点検)
セルフケアを習得していだだき、年に2~4回の点検をします
One Point
実は歯を失った方の噛み合わせや見た目を一度に回復することは、そんなにた易いことではありません。
精度の重要性もさることながら、特に噛み合わせが難しいケースにたびたび遭遇します。
難しい治療だからこそ当院では各ステップでの見極めをしっかり行い、丁寧にオールオンフォーの治療を行っております。
1日で噛めるようになった!
オールオンフォーの症例紹介
オールオンフォー治療・症例を院長がYouTube動画で丁寧に解説!
入れ歯の揺れを“インプラント”で抑える
入れ歯のお悩みで多いのが、下アゴの入れ歯がズレる、動くというご相談です。
下アゴの総入れ歯は上アゴの入れ歯と異なり、舌を避けてブーメラン型になっており、舌や頰の動きでどうしてもズレて痛みが出やすいといった特徴があります。
この悩みを解消するために、インプラントを選ぶ方もいますが、インプラントを何本も埋入するのが困難なケースもあります。
また、管理の簡単な入れ歯を好まれる方もいます。しっかりと噛める入れ歯が欲しい、しかし下の入れ歯が一切ズレるのは嫌だ。
そういった方によく選ばれるのが、わずか2本のインプラントと入れ歯を組み合わせた治療
“2インプラントオーバーデンチャー”です。
当院では「ズレない入れ歯」と呼んでいます。入れ歯とインプラントの良いところのどちらもを兼ね備えています。
インプラントを2本埋入し、
その上にインプラント用の入れ歯を装着します。
インプラントが支えになるため、入れ歯がガタガタせず、しっかり噛めるようになります。インプラントと入れ歯は、ロケーターと呼ばれる裁縫のスナップのようなもので固定し、患者さん自身でパチッと外してお手入れができます。ドイツ式入れ歯は、正確に言うと、ドイツで開発されたテレスコープ義歯という部分入れ歯です。
インプラントが2本だけなので、ほかのインプラント治療に比べて費用も抑えられます。
下アゴにおける2本インプラントのオーバーデンチャーは1990年代から多くの臨床研究がなされ、5年以上の長期症例において94.8%~100%と高い生存率が報告されています。
2インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット
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- 2インプラントオーバーデンチャーのメリット
- 入れ歯が安定し、しっかり噛める
- インプラント治療に比べて費用が抑えられる
- 患者さん自身で外してお手入れが可能
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- 2インプラントオーバーデンチャーのデメリット
- 外科治療が必要
(お口や身体の状態により、受けられない場合がある)
- メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎の可能性がある
2インプラントオーバーデンチャーはこんな方へオススメです
- 下の入れ歯がズレるのがイヤな方
- 最小のインプラントで大きな効果を得たい方
- 食事を楽しみたい方
- 歯がほとんどない、総入れ歯を使用している方
総入れ歯の方にも対応!
2インプラントオーバーデンチャーの治療診断からメンテナンスまでの流れ
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診査診断と準備
患者様には検査から治療計画の決定まで、原則3~4回ほどご来院いただきます
まずはトリートメントコーディネーターがしっかりお話を伺います
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手術と1つ目の仮歯(ブリッジ)の装着
2本のインプラント手術を行った即日に下の入れ歯がインプラントでズレなくなります
1つ目の仮歯で約2~8か月間生活し、粘膜の回復を待ちます
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最終の入れ歯(本歯)の製作と仮合わせ
見え方、噛み合わせ、発音、適合、形など細かくチェックします
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最終入れ歯(本歯)の製作と装着
03で調整した仮合わせの情報をスキャナーで読み込み、最終の入れ歯を完成させます
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メンテナンス(定期点検)
セルフケアを習得していだだき、年に2~4回の点検をします
One Point
■マギルコンセンサス
2002年5月カナダ、モントリオールのマギル大学で行われたコンセンサス会議において、15名の歯科学者から声明が出されました。
ここで「顎の総義歯患者に対する第一選択は2本のインプラントによるオーバーデンチャーが第一選択である」ということが示されました。
2インプラントオーバーデンチャーは、下顎の通常の総入れ歯に比べ入れ歯の満足度(快適性、安定性、咀嚼力など)が高くなることが示されています。
経済面、下顎義歯の入れ歯の難易度、費用対効果など様々なこと加味した結論です。
これを皮切りに2インプラントオーバーデンチャーは普及し、研究が盛んにされるようになりました。
入れ歯がズレずにしっかりと噛めるようになった!
2インプラントオーバーデンチャーの症例紹介
2インプラントオーバーデンチャーの治療・症例を動画で解説
インプラント治療のQ&A
- Q痛みがどれぐらいありますか?
- Aインプラント手術では局所麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じることはありません。術後の痛みや腫れは抜歯と同じくらい、もしくはそれ以下です。インプラント治療の規模が大きいと、あるいは複雑な処置を加えると痛みや腫れが大きくなる傾向にあります。ただし術後の痛みに関しては、消炎鎮痛剤を使い痛みを和らげます。痛みのピークは初めの2日間です。
術後の痛みを減らすポイントは、切開を少なく短時間で治療を行うことが重要です。小さな穴や小さな切開で、手際よく手術侵襲を最小限にすることが大事です。当院ではCTとコンピューターシミュレーションでの診断、術前に決めた位置にドリルするためのコンピューターガイドの製作、コンピューターガイドを使用したインプラント手術を行います。この術前シミュレーションとガイドの使用は手術時間を大幅に短縮します。また小さな穴、あるいは最小限の切開線のみでの治療も実現します。結果として術後の痛みや腫れの軽減につながります。
- Qインプラントの感染とは
- A歯科における感染症は、虫歯と歯周病です。歯科用インプラントに、虫歯がになることは決してありませんが、インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)が起こることはあります。
インプラントをしたら必ず起こることではなく、まれに生じてしまうことがあるとご理解ください。
インプラントの歯周病にならないためには、適切なブラッシングと定期健診を行うことが有効です。
万一インプラント周囲炎が生じると、歯肉に腫れ・出血・排膿が生じたり、インプラントを支えている骨が徐々に失われていきます。長い年月をかけて進行することがほとんどです。もしもインプラントを支えている骨が完全に失われるとインプラントは抜けます。
イプラントの歯周炎が起これば主治医は的確な対処を行い、それ以上進行しないように改善するこ とが大切です。
一方天然歯にも歯周病はインプラントと同様起こります。天然歯の場合、急性の痛みを伴うことがあります。反対にインプラント周囲炎では急性の痛みを伴うことはほとんどなく、強く痛むことはほぼありません。
- Q治療期間は
- A簡単なケースでは3か月。複雑なケースでは6~8か月程です。
複雑なケースとは骨のない部分にインプラント治療を行うケースです。
- インプラント治療のステップ
1 診断と契約
2 インプラント手術と仮歯の装着
3 スキャン(型どり)
4 2つ目の仮歯の装着
5 最終の歯(ジルコニアセラミッククラウン)の装着
6 定期健診
- 以上の5つのステップを通して治療を行います。
また複雑な治療においては2で仮歯が入らず、2から3までの期間をしっかり取ることで期間が長くなります。
- Qインプラント治療は安全なのか?
- A万一誤った判断や治療を行うと患者さんに不利益が生じるのが歯科治療です。
インプラント治療は少し費用がかかる治療であり、出来るだけ長持ちさせたい治療であるがゆえに、安全面への配慮は最も重要なポイントになります。
患者さんが安心してインプラント治療を行う上で、医療者は一定レベル以上の安全管理を行いこれを遵守する必要があります。
- これらの安全管理を遵守するための一つの基準は、学会です。
学会では、正しい情報発信、専門医の認定、専門医の教育など、患者さんが安心して治療を受けることが出来るように、標準となるさまざまな基準が設けられて学会活動は運営されています。
一例にはなりますが、学会から示されている安全・安心のための遵守事項として
- 1 医療従事者側
①適切な設備を有し、安全・安心な医療材料を使用する。
②適切なインプラント治療の知識・技術を有する。
③緊急時の対応ができるシステム、ネットワークがある。
④安全なインプラント治療を実施できるチームを有している。
⑤インプラント治療に関しての適切なクリニカルパスが実施できる
⑥インプラント手術の術中・術後管理ができる。
⑦医療安全への知識をもち、実施している
- 2 患者側
①インプラント治療に対する患者の十分な理解と協力が得られている(適切なインフォーム ド・コンセント)②インプラント治療を行うのに可能な全身状態を有している(インプラント体埋入手術に対して問題となる疾患がない、またインプラント材料に対する異常な生体反応がない、など)。③インプラント治療を行うのに可能な局所状態を有している、あるいは適切な状態に改善することを了承している(骨量、骨質、咬合状態、残存歯の状態、残存顎堤の状態)。
- 公益社団法人日本口腔インプラント学会 口腔インプラント治療指針2020より抜粋
- といったことが示されています。
これはほんの一例にすぎませんがインプラント専門医はこういった教育を受け実践し、治療実績や論文を学会に提示しながら、安全なインプラント歯科医療の提供に努めています。
- Qインプラントは何年持ちますか?
- A多くの文献ではインプラントの10年生存率は90%以上の高い数値が示されています。
超高齢者の口の中で、天然歯が虫歯にボロボロになっている中でインプラントだけがしっかりと残っている状況を良く見かけますので、10年90%以上の数値にも頷けます。
しかしながらインプラントが長く残っていれば凄いというわけではなく、インプラントが口の中で、有効に口腔機能、特に咀嚼機能に貢献していることが大事です。
長持ちしても、単に残っているだけで、役にもたたず反対にお口に悪影響を及ぼしているようでは良くありません。
インプラントを活用して、長く幸せな食生活を送ることができる。将来高齢になった際に、インプラントや歯列に少しトラブルが起こったとしても、問題なく食事を楽しみ人生を全うするためのツールとしてインプラント治療を行うことが大事であると考えます。
- QMRIは撮れますか?
- Aインプラント治療を行ってもMRI撮影は可能です。
歯科用の磁石はMRI撮影の問題になり得ますが、現在磁石をインプラント治療に行うことはほとんどありません。
- Q保証はありますか?
- Aインプラント治療は、健康保険が効かず自由診療です。
費用設定も保証も各医療機関ごとに異なります。
当院では5年間の保証規程を設けています。それ以上の保証をご希望の方や、他院に転院しても保証を受けたい方には第3者機関であるガイドデント社の10年保証に加入することが可能です。
- Q複数本のインプラント本数がある場合、一度の手術でインプラントを入れますか?
- A手術を何度もするのは患者さんにとって体への負担が大きいことと、当院では中長期の全体を見据えた治療を行うことを基準に掲げていることとから、手術はなるべく1度にまとめるように心がけています。
どうしても出来ない場合でも手術は最大で2回になるよう心がけております。
- Qすぐに歯が入るのか 歯がない期間はどのぐらいか
- Aインプラントの固定がとれれば仮歯を装着することは可能です。
オールオンフォー治療や、上下の入れ歯と入れ歯固定用の2本インプラント(2インプラントオーバーデンチャー)のケースでは基本的に手術と同時に仮歯は入ります。ただし、どのような状況でも仮歯をいれて良いわけではありません。インプラントが抜けてしまわないように、測定機器で数値測定を行い様々なことを勘案したうえで仮歯をお作りするようにしております。
- Qケア方法を教えてください。
- Aインプラントのお手入れは、大きな意味では天然の歯と同じです。
歯ブラシでのケアが基本になります。必要に応じフロスや歯間ブラシを応用することがあります。
当院では歯科衛生士が、患者さんのライフスタイルに合わせたお手入れ法を提案しサポートするように心がけております。
- Qはぐき痩せていますがインプラントは出来ますか?
- A自分の歯茎がやせている、あるいは骨がないのでインプラントが出来ないと聞いてインプラントを諦めている方は沢山います。
骨や歯肉が痩せていることを理由にインプラントを諦めていて当院に訪れる患者さんの中で、90%以上の多数の方はインプラント治療を受けられる方です。
インプラントを行う歯科医師の知識や技量はまちまちです。
- Q抜歯後の治療計画なしに、とにかく歯を抜きました。インプラントは出来ますか?
- Aインプラント治療は出来ますが、インプラント治療が極めて困難になります。
是非歯を抜く前にインプラントや入れ歯の治療計画を立てておくことをおすすめします。なぜなら、歯を抜くと3か月で歯を支えていた骨は完全に失われます。
骨が失われると単純にインプラントを入れることは出来なくなることが多々あります。骨を増やす手術が必要になってしまったりと、治療が複雑になります。そのようなことをできるだけ避けるために、確かな専門知識をもった歯科医師は抜歯に際し、抜歯後にいつ何を行うのか?といったスケジュールとゴールを明確に決めてから治療を行います。
インプラント治療の流れ
問い合わせからの流れ
治療の流れ
インプラント治療の料金・分割ローン
インプラント
インプラント |
⻭が1本ない場合 |
⻭が2本ない場合 |
⻭が3本ない場合 |
⻭が1本ないところに、インプラント を1本入れ被せ物をします。 |
⻭が2本ないところに、インプラントを 2本入れ被せ物をします。 |
⻭が3本ないところに、インプラントを 2本入れ被せ物をします。 |
総額 (税抜) |
45万円 |
90万円 |
105万円 |
分割払い (税抜) |
120回払いの場合 月々4,500円 〜
分割プラン |
分割 回数 |
初回 |
2回目 以降 |
84回 |
8,635円 |
6,100円 |
120回 |
8,640円 |
4,500円 |
※金利3.9%
|
120回払いの場合 月々9,000円 〜
分割プラン |
分割 回数 |
初回 |
2回目 以降 |
84回 |
17,270円 |
12,200円 |
120回 |
17,280円 |
9,000円 |
※金利3.9%
|
120回払いの場合 月々10,500円~ 〜
分割プラン |
分割 回数 |
初回 |
2回目 以降 |
84回 |
14,615円 |
14,300円 |
120回 |
20,160円 |
10,500円 |
※金利3.9%
|
オールオンフォー(インプラントのブリッジ)
- 治療費
- アクリリックレジン仕上げ [片顎]
- 2,500,000円
- 治療費
- ジルコニアセラミック仕上げ [片顎]
- 3,000,000円
オールオンフォー (インプラントのブリッジ) |
月々25,100円〜 |
分割払い (税抜) アクリリックレジン 仕上げの場合
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月々 25,100円
分割プラン |
分割回数 |
初回 |
2回目以降 |
84回 |
38,750円 |
34,000円 |
120回 |
36,100円 |
25,100円 |
※金利3.9%
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入れ歯を止めるインプラント(ずれない入れ歯)
(2IOD=2インプラントオーバーデンチャー)
月々のお支払い |
13,700円 |
■頭金50万円 初回14,212円・利率3.9% 120回 ■治療費:片顎1,860,000円(税抜)の場合 |
- 治療費
- 片顎
- 1,860,000~4,160,000円
●治療費用は、治療前の状況、必要な治療内容によって異なります。
5年間の保証・定期メンテナンスについて
当院で治療したインプラントに対し
5年の範囲で保証制度を設けております。
※当院既定の保証を受けるには、定期点検(メンテナンス)を継続していることが必要です
当院の保証とは別に10年間の保証をご希望の方には、第三者保証機関のガイドデント社の保証に加入することが可能です。
当院は第三者インプラント保証機関であるガイドデントの認定医院です。
ガイドデントをお勧めする方は
別の医療機関で治療を受ける際にも保証の対象になります。
将来万が一のインプラントのトラブルに遭遇した際、ガイドデントに加入していることでガイドデントの保証額を使い、再治療を受けることができます。
お問い合わせ・ご相談
お一人お一人しっかりとお時間をおとりして
診療しております。
お気軽にご相談ください。
〒661-0033 兵庫県尼崎市南武庫之荘2-33-6
- JR神戸線:「立花駅」徒歩10分
- 山手幹線:「桂木」交差点(駐車場完備)
診療時間
【平 日】 9:15 〜13:15 / 14:30 - 17:30
【土曜日】 8:45 〜12:45 / 14:00 - 17:00
木曜・日曜・祝日 休診