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50代・60代で始める歯の健康管理で、高齢者の健康寿命を延ばす歯科治療について

高齢を理由に治療を断念する患者さん

「もう年だから・・・」「あと10年若ければ・・・」「年金暮らしだから・・・」

と年齢を理由に、しっかりとした治療をあきらめる患者さんや

「いまさら治療なんてしなくてもいい」と家族に反対されて治療を断念する患者さんに時々お会いします。

歯を不自由な状態のままにするということは、生活の質を下げ、全身の健康を害することにも繋がります。

お口が健康でしっかりと噛めることが、健康寿命を延ばし、介護寿命を縮めるのです。

介護施設で見て・聞いて・感じたこと

介護施設で働く50代の女性看護師Aさんのお話です。

Aさんは永井歯科の患者さんです。
Aさんの働く介護施設の利用者さんの中には、年老いて、歯が悪くなっても体力面や年齢、家族の反対を受けて高齢者は実際には治療がなかなかできない現実を知りました。

そこでAさん自身は将来、歯で困らないように今のうちにしっかりとした治療をと思い、当院で治療を終えられました。
私の考えは、まさにこのAさんと全く同じです。

やるべき時は、早め早め。
あなたがまだまだ元気で健康な中年世代やアクティブシルバーの間に行うのがベストなのです。

治療に適した年齢

私は歯科治療において治療に適した年齢というのは概ね75歳までだと思います。

これは75歳以上になると治療ができないというわけではありません。
もちろん80代・90代の方の治療も実際に行っています。

ご高齢の場合色々な制約が生じるため、治療はなかなか難しい面が多く、治療できることが限られてしまいます。

治療に際して、お口をじっと開けることが出来ない。

持病がある。
通院が一人でできない、家族やヘルパーさんの介助がいる。
そういう制約があります。

50代・60代の方へ、これからの治療とは。

こっちを見たらまた別の部分がだめになる。
治療を繰り返す。

このような部分的でその場だけの治療では不十分です。

上下・左右・全体をしっかりと診て考えた治療をする。

そしてその治療した歯が長く使える。
そういう治療を受けてください。

これは健康寿命を長く保つ秘訣であり、後期高齢者になった時の健康貯蓄です。

しっかりとした治療は、望んでもできないこともあります。
いわばお口の終活かもしれません。

あなたの歯は大丈夫ですか?

入れ歯やインプラントが単に入っているだけで、噛めていない方は多くいらっしゃいます。

その歯でしっかりと、噛めているか確認してください。

上下・左右・全体で不自由なく噛めているのが治療です。

食事や会話を楽しみながら充実した余生を送ってください。

まとめ

健康なお口は 健康寿命を延ばす
治療に適した年齢は75歳まで
75歳までに健口貯金をして余生を走りぬく

歯医者さん選びは難しいと皆さんおっしゃいます。

自分の口がどういう状況で、噛めるには何が必要なのか。

どこに行けば最適な治療がうけられるのか。

判断は難しいですよね。

治療方法を自分で決めて歯医者さんに行くのではなく、インプラント、入れ歯、ドイツ式テレスコープ入れ歯など様々な治療の選択肢の中から、治療の説明を聞いたうえでご自身の治療を決めるのがよいと思います。

今回お伝えしている内容を動画にしているので、もしよろしければ引き続きご視聴いただけると嬉しく思います。

 

お口の中がボロボロ・ガタガタで、お困りの方であるとか、いくらやってもなかなか噛めない方、いわゆる難症例でお困りの方。

私で良ければお手伝いさせていただきます。
兵庫県尼崎市にあります永井歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

Das Beste, oder nichts 「最善か無か」
ドイツ式入れ歯について詳しくご覧になりたい方は、永井歯科HPをご覧ください。

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