期間の長短はあるにせよ、人の多くは年齢を重ねるにつれ介護生活を迎えます。
介護生活を迎えて通院が困難になった時、寝たきりになった時、インプラント治療を行った高齢者はどのように口の中をケアしていけば良いのでしょうか?
―All on 4 オールオンフォー(歯を一つなぎにしたインプラントブリッジ)の場合
ひと昔前には、介護者が口の中の衛生管理を簡単に行えるように「インプラントの歯は外して入れ歯(総入れ歯)にした方が良い」という考え方もありました。
もしもインプラントがグラグラで、使い物にならないのであれば入れ歯にするのも一つです。
しかながら、インプラントが普通に噛む道具として機能し使えるのであればそのまま使うべきです。
普通に噛めているにもかかわらず、入れ歯を作るなんて本末転倒であると私は考えています。