ちょこちょこ治療の弊害
これまで、どこかが悪くなるたびにそこを治す、補うだけの治療を行ってきた方はとても多いです。
全体を捉えた治療を行っていないため、歯全体を見渡した時に全体の形や噛み合わせがまちまちで、あちこちがいつなんどき壊れるかもしれない危険な状態になっているケースが多くあります。
実際に、「歯が次々に壊れてくる。このまま歯がなくなったらどうしよう。」と、不安になり来院される50代~60代の患者さんが多いです。
歯とは、先々まで見据えて考えて治療することが理想です。
ですが、現代社会では70歳を超えても多忙な方が多く、歯はつい後回しになり応急対応のみになることも頷けます。
歯科治療は形態回復だけでなく、全体としての機能回復が肝心です。