インプラント治療とは
失われた歯を補う方法の一つです。歯が失われた箇所の骨に人工歯根であるチタンインプラントを埋め込み、アバットメントというパーツを介してクラウンを装着します。
部分入れ歯やブリッジは隣接する歯に負担をかけるため、ご自身の歯にダメージを与えることがありますが、インプラントは隣接する歯に負担を担わせることは一切ありません。
近年のインプラント治療が確立するまで、本当の意味で失われた歯だけを補う人工物はなかったため、インプラントは第二の永久歯とも呼ばれています。
インプラント治療と他の治療方法の種類・比較
インプラント | 一般的な入れ歯 | ブリッジ | |
---|---|---|---|
説明 | 歯が抜けた場所にインプラント体というチタン製の金属を埋め込み、その上に歯冠をかぶせる治療 | 失った歯の周囲の歯に金属の留め金を付けて、取り外し可能な人工の歯を留める方法 | 両隣の天然歯(もしくはインプラント)と抜けた歯の部分を橋のように連結する治療 |
硬いものが噛める | ◎ | △ | ◎ |
違和感がない | ◎ | △ | ◯ |
見た目 | ◎ | △ | ◯ |
特徴 | 顎の骨に固定されているので自分の歯と同じように食べることができる 残った歯に負担をかけない・残った歯を守る |
歯をあまり削らずにすむ 食べ物が詰まりやすく、虫歯や口臭の原因になりやすい 残った歯に負担がかかる |
固定式のため違和感があまりない 残った歯に負担がかからない |