
主訴
・半年以上前からブリッジの緩みが原因で左上が痛い
・食事は工夫してなんとか食べられるが、固いものが食べられない
治療
上下で咬んだ時に、下の歯と歯肉がよく見えています。つまりは生えている位置が悪いということになります。
口元とは、パッと見たときに上下の歯がバランスよく見えて、歯肉があまり目立たないのが理想です。
・半年以上前からブリッジの緩みが原因で左上が痛い
・食事は工夫してなんとか食べられるが、固いものが食べられない
上下で咬んだ時に、下の歯と歯肉がよく見えています。つまりは生えている位置が悪いということになります。
口元とは、パッと見たときに上下の歯がバランスよく見えて、歯肉があまり目立たないのが理想です。
ずっと歯が悪い
歯が悪いまま、さまざまな理由から10年以上、歯医者には通われていません。
上は右側のブリッジ、前歯の差し歯がはずれたままお過ごしです。左側にも虫歯があります。
食事は、固いもの以外は食べられています。
「しっかり噛めるようになりたい」というのが、Aさんの希望です。
前の歯医者で総入れ歯にするしかないと言われ、総入れ歯が嫌だった。
上左右には部分入れ歯が入っていましたが、噛めていません。
部分入れ歯を支えていた前歯がグラグラと揺れてきたため、総入れ歯を勧められました。
入れ歯=噛めないという思いがあり、何とか別の治療法はないものかと悩まれていました。
「コンプレックスだった見た目も、においも、すべて治してほしい。きれいになりたい。」Sさんの希望です。
子供のころの抜歯の恐怖で、歯医者がトラウマです。見た目もいや。においも気になる。
下の歯は内側に入り、上は出っ歯になっています。全体的に、歯の位置が乱れ歯列がグチャグチャです。
残せる歯はすべて中等度から重度の歯周病でグラグラになり、なんとか残せる歯を残したとしても、残った天然歯にかかる負担はかなり大きいものです。
大きな負担がかかった天然歯が、その後、壊れてきたときに費用を投じて、再び大掛かりな治療に踏み切れるのか?
この課題は、体力的にも金銭的にも患者に重くのしかかってきます。
Sさんといろいろ協議した結果、今回の治療計画は、残っているすべての歯を抜き、上下4~6本のインプラントとブリッジで歯を固定するAll on 4(オールオンフォー)に決まりました。
人前で話をしたり、話を聞いているときも常に口元が気になりました。食事することが苦痛でした。
やわらかいもののみで、肉はほとんど食べていない。リンゴが食べたい…。
右上・左上は部分入れ歯を装着し、右下にはブリッジ、左下は歯がないまま生活されています。
部分入れ歯をひっかけている天然の歯が悪くなり、抜けたため来院されています。
インプラントを入れて上下総入れ歯を作られていますが、入れ歯が食事中に動いて外れることでお困りです。
入れ歯が外れずに食事を取りたい。ということです。
上に1本、下に2本のインプラントにコーヌステレスコープという入れ歯を外れなくする維持装置が装着されています。
コーヌステレスコープとは、内冠と外冠の二重冠構造で茶筒のようにぴったりと重なるように出来ています。
土台となる歯に内冠という金属冠をかぶせ、外冠と一体となった義歯とが重なり合うことで、入れ歯の揺れを防ぎます。
Mさんは上下が今のコーヌス総入れ歯になって以来、入れ歯が外れることで悩まれています。
では何が原因なのでしょう。
・通院が長続きせず、治療を中断し相談できないまま放置しています。
・食事は呑み込める食事が中心で、噛めません。
・こんなボロボロでも直してもらえますか?
以上が、Mさんのお悩みです。
口の中は奥歯がないことで、噛み合わせは失われています。
原因は、前歯の噛み合わせです。
歯が抜けても噛める状態で食べられる状態だったので、自分なりに食べていた。
60歳を過ぎたころからいよいよ奥歯が傷んで噛めなくなった時、1本ずつちょこちょことインプラント治療をされていました。
10年前に歯医者さんでインプラント治療も歯を残す治療もどちらも難しいと言われ、そこからずっと何もしてこなかった患者さんです。
治療後は、口元が整ったためなのでしょうか、携帯の顔認証が出来なくなったとおっしゃいます。
治療前の正面写真です。
右下5番(白い矢印)はプラプラと動いて今にも抜けそうです。
Tさんは重度の歯周病です。まずは歯周病治療が先です。
治療前と治療後の表を見比べてみてください。
歯周病治療5か月後、歯周病菌が大幅に減っています。
歯周病悪玉菌の代表であるRed Complex値は、143,664→22に大きく減っています。
Tさんのように、歯周病が悪化して、歯がグラグラし全く噛めない状態で歯医者に来られる患者さんは少なくありません。
このような状態の場合、どのような選択肢があるのでしょうか。
上顎:all on 4
下顎:インプラント
Kさんは10年前、歯がなくなり永井歯科に初めて来院されました。
当初Kさんの希望はインプラント治療です。
とにかく取り外さない歯がいいとずっとおっしゃっていました。
当時、インプラントの腕も経験も少ない私は、Kさんのお口の中を見て入れ歯の選択肢しか提案できませんでした。
インプラントを習得するため勉強会に参加していたものの、経験がなく、自信もなかったのです。
少しのインプラント経験では、患者様を前にしたとき自分の実力以上のことはできない。
大きな壁にぶち当たりました。
ここから私の治療に対する考えや、向き合い方が変わったような気がします。
1999年 国立広島大学歯学部 卒業
・国際インプラント学会(ICOI)指導医
・日本口腔インプラント学会 専門医
・日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
・ivoclar 社 BPS 入れ歯認定医
・アラインテクノロジー社インビザライン矯正認定医
・厚生労働省臨床研修指導医
当院は、インプラント・ドイツ式入れ歯専門の医院です。
永井歯科ではこれまで、保険診療に積極的に取り組んできました。しかし、通常インプラントには保険は適用されません。また、保険適用の入れ歯は留め金をかけた歯が次々に抜けていき、短期間での入れ歯の作り替えを繰り返す事例にたくさん遭遇してきました。
本来、歯科治療は長持ちして治療を繰り返さないことが求められます。
銀歯や留め金が目立たず、自然な白い歯の口元の維持がベストな治療です。
歯で困らない人生を送りたい方へ届けるべき歯科治療とはどういうものなのか?
保険治療のみにとらわれることなく、様々な選択肢から自信を持ってご提案できる治療を、今後も追及して参ります。
〒661-0033 兵庫県尼崎市南武庫之荘2-33-6
8:45 〜 12:45 / 14:00 〜 17:00
木曜・日曜・祝日 休診