症例紹介

今の入れ歯では噛めない。しっかり噛めるようになりたい

【case53】Tさん 60代男性の症例
今の入れ歯では噛めない。しっかり噛めるようになりたい

来院のきっかけ

5~6年前に作った入れ歯は噛みしめることができないため、食事を噛み切ることができません。
噛み切ろうとすれば、入れ歯が外れてくるのです。

毎日入れ歯安定剤を塗り何とか使用されていましたが、食事中に席を外して塗り直すことは、何度となくありました。

ネットで調べて自分に合った治療法は4本のインプラントでブリッジを固定するオールオンフォー(All on 4)しかないと思われていました。
一度話を聞いてみたいと思い、ご夫婦で永井歯科に来院されました。

来院して

永井歯科では、トリートメントコーディネーターがしっかりと患者さんのお話を聞く時間を設けています。
ここで患者様の状態や要望を把握し患者さんのお口の中を知るために必要な検査に進みます。

この検査結果をもとに、次回患者さんにお会いする際には、歯科医師が患者さんの状態や要望を踏まえていくつかの治療の選択肢をご用意しています。

Tさんの場合は、4本のインプラントを用いた治療ではなく、2本のインプラントで入れ歯を固定する2インプラント・オーバーデンチャーでもしっかりと噛めると判断し、ご提案しました。

Tさん自身も、入れ歯なのかインプラントなのかが問題ではなく「しっかりと噛める」ということを治療の目的とされていましたので、入れ歯でしっかり噛めるのであればと、入れ歯治療に納得されました。

治療

上下に1本ずつ残っていた歯は、グラグラで今にも抜けそうです。

下の歯は治療前に自然に抜け、上の歯は抜歯しました。

抜歯後の生活に困らない様に、永井歯科の技工所にてもとの入れ歯に手を施しました。
総入れ歯として必要な形に修正し、ずれていた噛み合わせも素直に噛めるように調整し早期に噛めるように対応しました。

あらためて、上下顎同時印象法にて型とりを行い、本物の入れ歯が入るまでに2つの仮歯をおつくりしました。

2つ目の仮歯では、最終の入れ歯と全く同じデザインで仮歯をおつくりします。
装着感・見た目・しゃべりやすさ等、さまざまな面で問題ないと判断し、インプラント埋入手術後の傷口が治ったことを確認し、最終の入れ歯をおつくりします。

永井歯科では、噛むという歯の機能を最大限に引き出すためにコンピューターを駆使し入れ歯をデザインします。
上下が左右に動かしても前後に動かしても、最適に噛むようにじっくりと考えられています。

この技術を用いておつくりした最終の入れ歯を、Tさんに装着し治療は終了です。

下記アンケートは治療前と治療後に行ったアンケートです。
食事面では、来院当初には食べられなかったものが、食べられるように改善されています。

生活面では、「入れ歯の不満足度を表すオーヒップ14」というアンケートを用いて、治療前には21点もあった不満足感が、3点まで減っています。生活が改善された様子がよくわかります。

最後に

今回の治療を通して
なんでも食べられるようになったTさんに、行きつけの店の大将がどんどん好物を出してくれるそうです。
趣味の釣りも復活です。

お口の中の状態はひとりひとり違っています。
治療法も決して1つではありません。

 

私で良ければご相談下さい。

永井歯科ではインプラント・入れ歯・ドイツ式入れ歯に関する様々な情報をお伝えしています。
詳しくはHPをご覧ください。


■治療内容

上:シュトラックデンチャー
下:2IOD(2インプラント・オーバーデンチャー)
模型診断・噛み合わせのデザイン製作・仮歯

■治療期間・回数

8カ月・10回

■費用

¥3,520,000(自由診療)

■リスク・副作用

インプラント手術は高齢や持病によってはできない場合もあります。
清掃を怠ると歯周病やインプラント歯周炎が起こることがあります。

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