症例紹介

60代女性。もう入れ歯にするしかない。と言われてショックで探したインプラント治療ができる歯科

【case62】Bさん 60代女性の症例
60代女性。もう入れ歯にするしかない。と言われてショックで探したインプラント治療ができる歯科

 

「安心して何でも食べられるようになりたい」Bさんの希望です。

上の歯はグラグラで、いつ外れてもおかしくない状態です。
かかりつけ医では「上の歯は入れ歯にするしかない。歯茎の状態が悪いのでインプラントはできない。」と言われていました。お正月にかぶせ物が外れ、訪れた休日診療の歯科でも「インプラントは○○大学に行って骨を作る処置をして・・・出来るかどうか?」といった話を聞きショックを受けられていました。

来院して

トリートメントコーディネーターがじっくりとお話を伺います。

Bさんは、仕事で人に接する機会が多いことから入れ歯には抵抗がありました。
また幼少期の記憶に、父親が入れ歯で大変だったこともありなるべく入れ歯にはしたくないと思われていました。

検査

歯科衛生士、歯科医師のもとレントゲン、口腔内写真、型採りなどさまざまな検査を行います。
これらの検査結果をもとに、歯科医師が治療計画を立てていきます。

治療は次にお会いした際、類似の症例を提示しながらインプラントとブリッジでご提案しました。
Bさんはじっくりと話を聞いてもらえたこと、しっかりと治療の説明をしてもらえたこと、すべてに納得し安心して治療を受けることを決められました。

治療

多くの歯が失われた口元をインプラントとブリッジまたはかぶせ物で治療する際、私たちは最初に治療後の口元のデザインを作っていきます。

この工程なくしては、行き当たりばったりの治療では良い治療は完成しません。

では、治療開始から治療後の完成までの流れを見ていきましょう

① 口元の最終のデザインを作るため、もともとのブリッジをはめたままの状態とブリッジを外した状態の型採りをします。

同時にブリッジを外した後の生活を考えて、その日のうちに仮歯をおつくりします。


② もともとの口元の型から、噛み合わせや高さなどを考慮して最終のデザインを製作します。
最終のデザインを作るため、歯を並べていきます(ねずみ色)

 

③ 最終のデザインをもとに2つ目の仮歯をおつくりします。

2つ目、3つ目の仮歯で、高さや見た目、装着感、しゃべり易さなど様々な面を検討し修正しながら調整していきます。問題がなければこの仮歯をもとに、インプラントの位置を決めていきます。

 

④ サージカルガイドと言って、インプラント埋入手術の際にインプラントを入れる位置を決めるガイドを用意します。

 

⑤ ガイドに基づき、決められた位置にインプラント埋入手術を行っていきます。



骨とインプラントがしっかりとくっついたことを確認しブリッジを装着し治療は完成です。

以前はスーパーで「やわらかいかな?」「噛み切れるかな?」を考えて買い物をされていました。
バナナですら「うーん」となり買えません。歯がグラグラでバナナは意外とガブっと食べられないようです。

治療後は食べたいものを選んで買い物を楽しまれています。

生活面でも、17点から0点へと日常生活における口元の悩みは改善されています。

最後に

今回のように難しいケースでは、歯医者さんに断られるケースも少なくないと思います。
どこに行けばいいのか、どうすればよいのか、わからず歯医者を転々とされている患者さんは多くいらっしゃいます。

どのようなお口の中であっても、正しく状況を捉え、必要なことを考え、正しい噛み合わせ、きれい、そして丈夫な口元をお作りするよう最大限努力しています。

私で良ければご相談ください。

永井歯科ではインプラント・入れ歯・ドイツ式入れ歯に関する様々な情報をお伝えしています。
詳しくはHPをご覧ください。


■治療内容

インプラント 被せ物
模型診断・噛み合わせのデザイン製作・仮歯・セラミック

■治療期間・回数

11カ月・15回

■費用
¥6,820,000(自由診療)

■リスク・副作用
インプラント手術は高齢や持病によってはできない場合もあります。
清掃を怠ると歯周病やインプラント周囲炎が起こることがあります。

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診療しております。
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