症例紹介

60代女性インプラント。
人前で話をする時も、話を聞いている時でさえも、常に口元が気になった。 人とのコミュニケーションの楽しさを再び実感したオールオンフォー(All on 4)という治療

【case75】60代女性の症例
60代女性インプラント。<br>人前で話をする時も、話を聞いている時でさえも、常に口元が気になった。 人とのコミュニケーションの楽しさを再び実感したオールオンフォー(All on 4)という治療

主訴

人前で話をしたり、話を聞いているときも常に口元が気になりました。食事することが苦痛でした。
やわらかいもののみで、肉はほとんど食べていない。リンゴが食べたい…。

右上・左上は部分入れ歯を装着し、右下にはブリッジ、左下は歯がないまま生活されています。
部分入れ歯をひっかけている天然の歯が悪くなり、抜けたため来院されています。

Hさんは「しっかり噛めて、人前で話せるようなきれいな歯になりたい」と、治療後のなりたい自分をお話してくださいました。

さらに
・入れ歯は取り外しが煩わしい
・見た目に入れ歯とわかるのはイヤ
・出来たらオールオンフォーが良いが、予算がどうなるか不安

希望を踏まえながら、治療は2つ提案しました。

1.上下オールオンフォー
オールオンフォー(All on 4)とは、4~6本のインプラントを埋入すると同時に仮歯を装着。後に綺麗で耐久性のあるジルコニアセラミックを装着する治療。

2.上:オールオンフォー
下:2インプラント・オーバーデンチャー(2本のインプラントで入れ歯を支える2IOD)

多少費用がかかっても、入れ歯はイヤ!ということで、上下オールオンフォー(All on 4)を選択されました。

治療の流れ

口腔内の情報をスキャナーにて採取→デジタルデザインの製作→インプラント埋入手術→仮歯を装着→ヨーロッパの材料に入れ替え、誤差の修正→完成→噛み合わせの誤差がないか確認し修正

写真を使って見てみましょう

① 初診時、口腔内のスキャン

歯がグラグラで通常の型とりでは歯が抜ける心配があったため、口腔内をスキャンして口の中の情報をデジタル上にあげています。

② 口の中の情報をもとに最終的な噛み合わせや被せ物の位置を決めるため、模型上に新たなデザインを作り仮歯を製作します。

③ インプラント埋入手術

術後は仮歯でお過ごしいただきます。

仮歯で生活することでわかってくる装着感や噛み合わせや見た目など、これらの情報をデジタル機器を用いて収集し補正を行います。

 

永井歯科では、デジタル化が進んでいます。

これまでよりも見た目と精度がスピード感をもって仕上がります。しかしながら、やはり最後はアナログの咬合器を用いて噛み合わせをしっかりと確認します。

④ 治療後、最終のジルコニアセラミックブリッジ

人前で話をするのも、話を聞くのも嫌だったHさんですが、治療後の生活は大きく改善され、食事や人との会話も抵抗なく楽しまれています。

勇気を出して相談することで、その後の歯科人生は大きく変わっていきます。

私で良ければご相談ください。

永井歯科ではインプラント・入れ歯・ドイツ式入れ歯に関する様々な情報をお伝えしています。
詳しくはHPをご覧ください。


■治療内容

上下:オールオンフォー

■治療期間・回数

10か月・13回

■費用

¥6,362,400(自由診療)

■リスク・副作用
インプラント手術は高齢や持病によってはできない場合もあります。
清掃を怠るとインプラント周囲炎が起こることがあります。

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