症例紹介

60代女性。誕生日に決断。笑顔を取り戻せたインプラント治療

【CASE99】芦屋市在住 Sさん 60代女性の症例
60代女性。誕生日に決断。笑顔を取り戻せたインプラント治療

主訴

上の前歯の差し歯と、下の奥のブリッジがとれた。
悪いところをきちんと治療したい。

背景

以前、歯医者で嫌な思いをされてから行くのが怖くなり30年ぶりに歯科医院に来院されたSさん。
ご自身のお誕生日の日に意を決して、当院の扉を開けてくださいました。

下の奥歯は虫歯で根っこだけになっており、支えがありません。このような咬み合わせは上の前歯に大きな負担がかかります。上の差し歯が外れた原因はこういった咬み合わせにあるのです。
このままの将来、上の前歯から順に壊れていくと推測されます。

治療

人生最後の治療を考えたとき、弱い歯を残してまで治療をすることが最善と言い切れないことがあります。
家でいえば古い柱を残してリフォームするより、一度更地にして一からしっかりとした土台の柱を入れてお家を建てる。
お口の中も同じです。

さまざまな選択肢のなかから、入れ歯はしたくないと希望されたため相談の結果、上は5本のインプラントを入れた総ブリッジ(オールオンフォー)、下には2本のインプラントとセラミックブリッジで治療をすることになりました。

上の歯の治療では、インプラント手術をした日から、固定式の仮歯での生活が始まります。
入れ歯のように取り外す必要はありません。
日々のお手入れは、ご自身の歯と同じようにブラッシングとウォーターピックなどの清掃だけでお過ごしいただけます。
天然歯の方と同じように定期点検に通っていただきます。

治療後はしっかりと噛めるようになり、美味しく食事を楽しんでいただけるようになりました。
また人前でも気にせず笑えるようになり、笑顔に自信をもたれて、明るく素敵な表情を見せてくださっています。

最後に

治療前の状況は住宅に例えるならばいつ壊れてもおかしくない半壊の住宅です。
歯は家でいうならば柱です。取り壊すときに、まだ使えそうな柱が数本あっても、古い柱と新しい柱で新築することはありません。

歯科治療においても歯が数本しかなくなったときには、全て抜いて新たなインプラントだけで治療するほうがシンプルで丈夫で治療期間も短くなる場面は多々あります。
上や下の歯が少数になってきたら、その歯を残すことだけに固執すると、残した歯の治療に振り回されることがあるのです。
ですから治療に際して、是非とも様々な選択肢を視野に治療選択なさることをお勧めします。

同じ口の状態でも、歯科医師の治療計画は異なり、患者さまの本当の希望も様々です。
余生を過ごす中で、歯だけは万全の状態を保ちたい方は、しっかりとした歯科治療が必要なのかもしれません。

私で良ければご相談下さい。

永井歯科ではインプラント・入れ歯・ドイツ式入れ歯に関する様々な情報をお伝えしています。
詳しくはHPをご覧ください。


■治療内容
上:オールオンフォー (ジルコニアセラミック仕上げ)
下:インプラント(ジルコニアセラミック仕上げ)・ジルコニアセラミックブリッジ

■治療期間・回数
12ヶ月・14回                    

■費用(自由診療)
上顎:¥3,141,600
下顎:¥2,310,000
※治療費は治療契約当時のものです。治療内容と状態により異なります。

■リスク・副作用
インプラント手術は高齢や持病によってはできない場合もあります。
清掃を怠ると歯周病やインプラント周囲炎が起こることがあります。

お問い合わせ・ご相談

お一人お一人しっかりとお時間をおとりして
診療しております。
お気軽にご相談ください。

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