症例紹介

3~4年前に治療したブリッジが痛い・・・歯が失われた奥歯のインプラント手術

【case57】の症例
3~4年前に治療したブリッジが痛い・・・歯が失われた奥歯のインプラント手術

3~4年前に治療したブリッジが、1か月に1度腫れて噛んだ際には痛みを伴っていました。
ずっと悩まれていた患者様です。

来院

トリートメントコーディネーターがしっかりとお話を伺い、お口の状態を知るための必要な検査を歯科医師と歯科衛生士で行っていきます。この検査をもとに、歯科医師が治療計画を立てていきます。

レントゲンを見てみましょう。

右下5番の歯を支えている骨は吸収し、骨が大きく窪んでいるのがわかります。そこには骨がないとインプラントを入れることはできません。

また右下5番のすぐ近くには下あごの知覚を司る神経の管が近いので注意が必要です。

今回のケースのように骨を作ってからインプラントを入れる場合、

①歯を抜く

②骨を作る

③インプラントを入れる

この3つの工程が必要です。

この場合、治療期間は1年半くらいかかります。治療期間が長いと患者さんに負担がかかるだけでなく、残った歯にも負担がかかります。

治療期間はできるだけ短縮したいところです。CTに基づき術前に様々なシミュレーションを行いました。
今回はいろいろと工夫し②と③の工程を同時に行うことで、治療期間を1年へと短縮することにしました。

①歯を抜く

②③抜歯から2か月後インプラントをわずかに奥歯よりに寄せて2本入れました。

想定通りインプラントの一部が骨の外に露出するのでインプラントが骨で覆われていない部分に薬の骨を置き、チタンメッシュと吸収性膜で覆い手術を終える。

6か月後にインプラントも骨もできたので、強い歯肉に変える処置をしつつ被せものを作ってゆきます。

被せ物は、まず仮歯を製作しました。

仮歯が入った段階で全体の噛み合わせを調整し全体で適切にかめることを確認しました。最後にジルコニアセラミックに置き換え治療を終えています。

治療後は、噛んだ際に痛みや食事の際の不快感もなくなりました。

最後に

今回の治療では、歯が失われたところにインプラントを入れました。
ですが、インプラントをただ入れるだけではなく、骨を作り、強い歯肉を作り、全体の噛み合わせを整えました。

歯科治療はどこで行っても同じではありません。

1つの症例に対して、歯科医師の考え方は様々です。
どこでやるのか、だれに診てもらうのかによって患者さんの歯科人生は大きく変わってきます。

永井歯科の治療では根底に噛み合わせを特に重視しています。

どのような複雑な状況のお口の中であっても、正しく状況を捉え、必要なことを考え、正しい噛み合わせ、きれいな口元をお作りするよう最大限努力しています。

私で良ければご相談ください。

永井歯科ではインプラント・入れ歯・ドイツ式入れ歯に関する様々な情報をお伝えしています。
間違いのないインプラント治療を選択されてください。


■治療内容
下:インプラント2本
被せ物
模型診断・噛み合わせのデザイン製作・仮歯

■治療期間・回数
1年・10回

■費用
¥1,150,000(自由診療)

■リスク・副作用
インプラント手術は高齢や持病によってはできない場合もあります。
清掃を怠ると歯周病やインプラント周囲炎が起こることがあります。

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診療しております。
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