歯医者さんで「治療法はありません」といわれることが怖かった。
ずっと歯医者に行くことを悩まれていた患者さんです。
Bさんは、初診時にトリートメントコーディネーターによるカウンセリングで自分の想いを聞いてもらえたことに安心され、「来てよかった」と一言おっしゃいました。
歯医者さんで「治療法はありません」といわれることが怖かった。
ずっと歯医者に行くことを悩まれていた患者さんです。
Bさんは、初診時にトリートメントコーディネーターによるカウンセリングで自分の想いを聞いてもらえたことに安心され、「来てよかった」と一言おっしゃいました。
重度の歯周病の患者さんです。
年齢も若く、仕事では会食の機会も多くあったようで口元にコンプレックスをお持ちでした。
インプラント治療をしたいと思い、何軒か歯医者さんを回られ永井歯科に来院されました。
この患者さんのように若くして重度の歯周病でお口の中がボロボロの患者さんは、治したいけれど歯医者さんで嫌な思いをした経験があり、口の中を診られるのも恥ずかしと治療を躊躇されている方も多くいらっしゃいます。
1年前から右下奥歯のブリッジは外れ
2年前に治療した左奥歯も噛み合わせが悪く痛みがありました。
50代女性 介護施設で働く看護師のAさんです。
右下の歯がぐらぐらしているけれど、今は特別困ってはいない。
だけど介護施設で目にするのは、もう年だからと治療をあきらめる方や、家族の反対を受けて治療を断念する方が多く、この先の自分の人生を考えたときこのままで大丈夫かな?と不安に思い来院されました。
歯がボロボロで、治療しないといけないと分かっていながら、どこの歯医者さんに行っていいのかわからず、なんとなくそのままにして生活されているケースはよくあります。
虫歯の治療はどこの歯医者さんでも治療できますが、専門性の高い治療になるとそういうわけにはいかない。
それだけは悟っているからこそ、どこに行けばよいかを皆さんが悩まれているそうです。
今回の患者さんはまさにそういった患者さんでした。
歯が抜けても噛める状態で食べられる状態だったので、自分なりに食べていた。
60歳を過ぎたころからいよいよ奥歯が傷んで噛めなくなった時、1本ずつちょこちょことインプラント治療をされていました。
何度作っても入れ歯が合わず、最近では入れ歯を外して過ごされていた患者さんです。
治療前
上は主に左半分にだけ歯が残り、下は主に右側だけに歯が残っています。
いわゆるすれ違いの嚙み合わせになる一歩手前です。
上下の嚙み合わさりは、前歯の数本しかありません。
一般にすれ違い嚙み合わせでは部分入れ歯の治療は超難症例です。
残った歯が上下の反対の顎骨を著しく吸収させて悪循環となります。
何らかの工夫をせずに一般的な部分入れ歯治療を行っても治療はうまく行きません。
右下4本のブリッジが失われ来院された患者さんです。
上アゴは4~5年前から総入れ歯をされていました。
上アゴの骨は著しく窪んでいました。
おそらく歯周病で歯を支える骨が溶け、歯にかかる大きな力に耐えられなかったのでしょう。
患者さんからのリクエストは右下に歯を入れたいことと、上の入れ歯は気に入っているのでそのまま使いたいとのことでした。
50代男性の症例をご紹介します。Dさんが永井歯科に初めて来られた時のお口の中の状態です。
留め金式部分入れ歯をされています。
レントゲンを見てみましょう。
部分入れ歯を外してみると、左上、右下に歯がないことが分かります。左右的すれ違いの咬み合わせです。
上アゴ、下アゴには何本か自分の歯が残っているにも関わらず、自分の歯で咬み合わさるところがなくなってしまい、左右のバランスが悪くなった状態を左右的すれ違い咬み合せといいます。
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