
主訴
食事が苦痛
背景
小学生以来、歯医者には通われていません。
歯医者は、怒られた記憶しかなくトラウマです。10年前に食事中に歯が欠けても、仕事が忙しかったことを理由にほったらかしにされていました。
「食事をすると歯がズキンと痛む。食事が苦痛で、とにかく普通に食べられるようになりたい。」と希望されています。
食事が苦痛
小学生以来、歯医者には通われていません。
歯医者は、怒られた記憶しかなくトラウマです。10年前に食事中に歯が欠けても、仕事が忙しかったことを理由にほったらかしにされていました。
「食事をすると歯がズキンと痛む。食事が苦痛で、とにかく普通に食べられるようになりたい。」と希望されています。
「コンプレックスだった見た目も、においも、すべて治してほしい。きれいになりたい。」Sさんの希望です。
子供のころの抜歯の恐怖で、歯医者がトラウマです。見た目もいや。においも気になる。
下の歯は内側に入り、上は出っ歯になっています。全体的に、歯の位置が乱れ歯列がグチャグチャです。
残せる歯はすべて中等度から重度の歯周病でグラグラになり、なんとか残せる歯を残したとしても、残った天然歯にかかる負担はかなり大きいものです。
大きな負担がかかった天然歯が、その後、壊れてきたときに費用を投じて、再び大掛かりな治療に踏み切れるのか?
この課題は、体力的にも金銭的にも患者に重くのしかかってきます。
Sさんといろいろ協議した結果、今回の治療計画は、残っているすべての歯を抜き、上下4~6本のインプラントとブリッジで歯を固定するAll on 4(オールオンフォー)に決まりました。
人前で話をしたり、話を聞いているときも常に口元が気になりました。食事することが苦痛でした。
やわらかいもののみで、肉はほとんど食べていない。リンゴが食べたい…。
右上・左上は部分入れ歯を装着し、右下にはブリッジ、左下は歯がないまま生活されています。
部分入れ歯をひっかけている天然の歯が悪くなり、抜けたため来院されています。
最近、右上のブリッジがグラグラになり噛めません。
上は、数本の自分の歯に真ん中から左右にブリッジが入っています。
下は、左右の奥歯が無く、前歯だけが数本残っています。
歯周病と持病があり、自分の中では抜歯やインプラント手術はできないのではないかとあきらめかけています。
私でもインプラントは可能でしょうか。
このような状況の中で、何とか手を差し伸べてあげたいと思いました。
ポイントは3つ。
・持病がある。
・治療は家族には秘密にしたい。知られたくない。
・出せる予算が限られている。
治療前の写真をご覧ください。
意識的に、口を大きく開けないようにしています。
人に口の中を見られたくないとずっと思われていたため、最低限のコミュニケーションで、ほとんど笑わない生活をされていました。
奥歯がなく、前歯には隙間があります。噛むことがほとんどできておらず、食事も楽しくない。
矯正治療をやりたいという思いはあったものの、歯がほとんどない状態で差し歯もあり、矯正はできないだろうとあきらめられていました。
インプラントを入れて上下総入れ歯を作られていますが、入れ歯が食事中に動いて外れることでお困りです。
入れ歯が外れずに食事を取りたい。ということです。
上に1本、下に2本のインプラントにコーヌステレスコープという入れ歯を外れなくする維持装置が装着されています。
コーヌステレスコープとは、内冠と外冠の二重冠構造で茶筒のようにぴったりと重なるように出来ています。
土台となる歯に内冠という金属冠をかぶせ、外冠と一体となった義歯とが重なり合うことで、入れ歯の揺れを防ぎます。
Mさんは上下が今のコーヌス総入れ歯になって以来、入れ歯が外れることで悩まれています。
では何が原因なのでしょう。
・通院が長続きせず、治療を中断し相談できないまま放置しています。
・食事は呑み込める食事が中心で、噛めません。
・こんなボロボロでも直してもらえますか?
以上が、Mさんのお悩みです。
口の中は奥歯がないことで、噛み合わせは失われています。
原因は、前歯の噛み合わせです。
下の前歯には部分入れ歯を入れて生活されていました。
1年前から部分入れ歯が合わなくなり、入れ歯は外して生活しています。
食事は右側で噛み、やわらかいものを選んで食べています。
「口の中全体を診てもらいたい」「上下にきちんと歯を入れたい」というのが、Mさんのご希望です。
Hさんは永井歯科のカウンセリングにて、「煩わしいので、しっかりと治療したい」「まともに噛めるようになりたい」と伝えられています。
レントゲンを見てください。
右上3番は根本から折れており、何度も抜ける→くっつけるを繰り返されています。
インプラントは、これまでかかりつけ医で下の歯に4本治療されています。
5年前に入れ歯を作られていますが、入れ歯の異物感が不快だったこと、まったくしゃべれなかったことを理由に、入れ歯は捨てて歯がない状態でお過ごしでした。そこから治療することを諦められました。
上の前歯がグラグラで今にも抜けそうな状態になり、仕事にも支障をきたすことから「インプラントは自分にもできるのか?」「ドイツ式入れ歯はどんなものなのか?」「費用はどのくらいなのか」知りたい・・・と、永井歯科に来院されました。
1999年 国立広島大学歯学部 卒業
・国際インプラント学会(ICOI)指導医
・日本口腔インプラント学会 専門医
・日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
・ivoclar 社 BPS 入れ歯認定医
・アラインテクノロジー社インビザライン矯正認定医
・厚生労働省臨床研修指導医
当院は、インプラント・ドイツ式入れ歯専門の医院です。
永井歯科ではこれまで、保険診療に積極的に取り組んできました。しかし、通常インプラントには保険は適用されません。また、保険適用の入れ歯は留め金をかけた歯が次々に抜けていき、短期間での入れ歯の作り替えを繰り返す事例にたくさん遭遇してきました。
本来、歯科治療は長持ちして治療を繰り返さないことが求められます。
銀歯や留め金が目立たず、自然な白い歯の口元の維持がベストな治療です。
歯で困らない人生を送りたい方へ届けるべき歯科治療とはどういうものなのか?
保険治療のみにとらわれることなく、様々な選択肢から自信を持ってご提案できる治療を、今後も追及して参ります。
〒661-0033 兵庫県尼崎市南武庫之荘2-33-6
8:45 〜 12:45 / 14:00 〜 17:00
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