
1年前から右下奥歯のブリッジは外れ
2年前に治療した左奥歯も噛み合わせが悪く痛みがありました。
50代女性 介護施設で働く看護師のAさんです。

右下の歯がぐらぐらしているけれど、今は特別困ってはいない。
だけど介護施設で目にするのは、もう年だからと治療をあきらめる方や、家族の反対を受けて治療を断念する方が多く、この先の自分の人生を考えたときこのままで大丈夫かな?と不安に思い来院されました。

1年前から右下奥歯のブリッジは外れ
2年前に治療した左奥歯も噛み合わせが悪く痛みがありました。
50代女性 介護施設で働く看護師のAさんです。

右下の歯がぐらぐらしているけれど、今は特別困ってはいない。
だけど介護施設で目にするのは、もう年だからと治療をあきらめる方や、家族の反対を受けて治療を断念する方が多く、この先の自分の人生を考えたときこのままで大丈夫かな?と不安に思い来院されました。



歯がボロボロで、治療しないといけないと分かっていながら、どこの歯医者さんに行っていいのかわからず、なんとなくそのままにして生活されているケースはよくあります。
虫歯の治療はどこの歯医者さんでも治療できますが、専門性の高い治療になるとそういうわけにはいかない。
それだけは悟っているからこそ、どこに行けばよいかを皆さんが悩まれているそうです。
今回の患者さんはまさにそういった患者さんでした。

右下4本のブリッジが失われ来院された患者さんです。
上アゴは4~5年前から総入れ歯をされていました。
上アゴの骨は著しく窪んでいました。
おそらく歯周病で歯を支える骨が溶け、歯にかかる大きな力に耐えられなかったのでしょう。
患者さんからのリクエストは右下に歯を入れたいことと、上の入れ歯は気に入っているのでそのまま使いたいとのことでした。

50代男性の症例をご紹介します。Dさんが永井歯科に初めて来られた時のお口の中の状態です。
留め金式部分入れ歯をされています。

レントゲンを見てみましょう。

部分入れ歯を外してみると、左上、右下に歯がないことが分かります。左右的すれ違いの咬み合わせです。
上アゴ、下アゴには何本か自分の歯が残っているにも関わらず、自分の歯で咬み合わさるところがなくなってしまい、左右のバランスが悪くなった状態を左右的すれ違い咬み合せといいます。


2016年 自転車の接触事故により転倒し、前歯2本が折れていました。
救急病院で折れた前歯2本は抜歯してもらい、後日永井歯科に来院されました。

2022年 今の前歯に不満はなく、何の支障もなく食べたいものをしっかりと噛めているようです。
6年前にインプラントを入れて以来、これまで前歯が治療した歯だと、人に悟られたことは一度もありません。
右側1番も全く欠けていたことを感じさせないくらいきれいに馴染んでいます。

歯が次々に壊れ、右でしか咬めないようになっていたKさんの治療の紹介です。

治療後の様子

治療前のお口の様子

治療前のレントゲン 奥歯を中心に歯が傷んで噛めていません
Kさんからのリクエストは、2つです。
1:左右でしっかり噛みたいこと
2:下の前歯がすきっ歯なのを治したい
どうすればしっかり噛めて長持ちする咬み合わせが出来るのか。
治療に先立ち、咬み合わせの診断を模型上で行い、治療のデザインを考えました。

インプラント治療をする私の身からすると、もっとも神経を使うのは前歯のインプラントです。インプラント治療の上手い下手を見極められる部位でもあります。

治療後。上の前歯4本のインプラント
前歯のインプラントは歯だけでなく、歯と歯肉との調和をどのように作るのかが重要になります。
奥歯だと噛めるだけで合格点が出るかもしれません。
しかし前歯だとそれだけではなく、笑った際の見た目が悪いと不満が残ってしまいます。

治療前 上の前歯4本は歯肉が不揃いです。
インプラントの見た目を綺麗にするには、歯肉の仕上げにこだわり、歯の抜き方に始まり、インプラントの位置、インプラントの方向、インプラントの深さ、それに仮歯もセラミックも全ての工程を想定通りに運ばないと実現できません。
それゆえ前歯のインプラント治療はとても難しいのです。

「自分の歯と全く同じかと言われると、完全に同じとは言わないけれど、何の遜色もなく何でも噛めるようになったし、非常に満足しています。」
治療を終えてNさんから頂いた言葉です。

上の歯を全て治療した後の状態
Nさんは、治療終了時85歳とご高齢でした。
これまで歯で困ったことはなかったのですが、数年前から歯がぐらぐら動くようになってきました。
Nさんはこれまで、歯の揺れてきたところは治らないのでそのままにするしか仕方がないと聞いていました。
これまで歯は丈夫であったのにとても残念に思い、かつての健康な歯を諦めきれずにいました。
そこでNさんは何とかしてほしい。と永井歯科に来院されました。

83歳女性Cさんは、詰め物・被せものの歯がよく外れる生活を送っていました。
食事の際も食べることに集中できず、食事をきちんととることが出来ていません。
「右下が取れて、取れて、取れて、とにかく取れないようにしたい」
Cさんの切なる思いがありました。

当時通院されていた歯科医院が都合で休診中となっていたため、
知り合いの方の紹介で永井歯科に応急対応を求めてお見えになったのです。

1999年 国立広島大学歯学部 卒業
・国際インプラント学会(ICOI)指導医
・日本口腔インプラント学会 専門医
・日本顎咬合学会 咬み合わせ認定医
・ivoclar 社 BPS 入れ歯認定医
・アラインテクノロジー社インビザライン矯正認定医
・厚生労働省臨床研修指導医
当院は、インプラント・ドイツ式入れ歯専門の医院です。
永井歯科ではこれまで、保険診療に積極的に取り組んできました。しかし、通常インプラントには保険は適用されません。また、保険適用の入れ歯は留め金をかけた歯が次々に抜けていき、短期間での入れ歯の作り替えを繰り返す事例にたくさん遭遇してきました。
本来、歯科治療は長持ちして治療を繰り返さないことが求められます。
銀歯や留め金が目立たず、自然な白い歯の口元の維持がベストな治療です。
歯で困らない人生を送りたい方へ届けるべき歯科治療とはどういうものなのか?
保険治療のみにとらわれることなく、様々な選択肢から自信を持ってご提案できる治療を、今後も追及して参ります。
〒661-0033 兵庫県尼崎市南武庫之荘2-33-6
8:45 〜 12:45 / 14:00 〜 17:00
木曜・日曜・祝日 休診